母乳育児のメリット・デメリット

オト
こんにちは。5歳児と3歳児と0歳児を子育て中の看護師ママ、オトです。
オトブログを見に来てくださり、ありがとうございます。

 

筆者情報

▼この記事の動画版もあるので、もし良かったら流し聞きでどうぞ!▼

 

本記事はこんな悩みを持った方におすすめ!

・母乳育児のメリット・デメリットが知りたい
・やっぱり完全母乳がいいの?!
・母乳育児は実際大変なの?

 

2児を完全母乳で育てた(下の子は現在進行形)私が
母乳栄養のメリット・デメリットについてお伝えします。

 

母乳育児 赤ちゃんのメリット

  • お母さんと密着出来るため、安心感を得られる
  • 母乳から免疫細胞や必要な栄養をもらえる

母乳の免疫移行期間のピークは生後6ヶ月なので6ヶ月は飲ませると効果が高いそうです。
(長男は生後2ヶ月で長女から頂き、RSウイルスに罹患・入院しましたが、上の子は生後6ヶ月間は病気にかからなかったです。)

  • 赤ちゃんが病気の時に授乳することで、抗体が移行し回復が早くなる可能性がある

私自身の経験では、病気の時は食欲が低下しますが、
「母乳なら飲める。」
という事が多く、回復の促進に繋がっている気がしました。

  • 母乳は消化吸収が良く腸への負担が少ない

実際ミルクに比べて便通が良く、お腹が空くので消化吸収が良いと感じていました。

  • 母乳のオキシトシンにより赤ちゃんに眠気を感じさせるため、授乳後の入眠へつなげる
  • アレルギー発症の予防に繋がる可能性がある

上の子ういちゃんは卵、落花生アレルギーなので、あまり関係はないのかなと感じます。

  • 吸啜により、あごの発達を促す
  • SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防に繋がる
  • 小児糖尿病、小児がん、中耳炎のリスク低下
  • 早産児に母乳をあげると、敗血症、慢性肺疾患、壊死性腸炎などの病気のリスクが低下する

「早産児に母乳をあげることは、お母さまが赤ちゃんのためにできる最も有益なことです」と、Hartmann教授は指摘しています。

  • 母乳により赤ちゃんの健康的な体内時計(睡眠・覚醒パターン)の発達を促す
  • 母乳栄養は賢くなる?!

あるアメリカの研究では、3か月以上完全母乳だった未就学児の脳は、母乳を飲んだことがない子どもたちより、大脳白質が20~30%多いと示されています。

Hartmann教授は
「母乳に含まれるDHAなどの長鎖脂肪酸に関連があり、これは脳と脳の発達にプラスの影響を及ぼします。」と言っています。

  • 母乳育児は行動面でもメリットがある

1万人の子どもを対象にしたある研究では、4か月以上母乳育児だった子どもは5歳の時点で問題行動がある確率が30%低いという結果が示されています。

 

 

 

母乳育児 ママのメリット

  • 子宮収縮を促し、産後の回復が早くなる

授乳の際に出るオキシトシンにより子宮収縮が促され、私は2児共に産後2週間程は授乳時に腹痛がありました。

    • 赤ちゃんとの愛着形成が進む

オキシトシンという愛情ホルモンが分泌されます。

  • ミルク代がかからない
  • 閉経前の乳がん、卵巣がん、子宮がんのリスク低下

月経がない期間が長いことが良いそうです。

  • 妊娠糖尿病に罹患した場合、産後糖尿病へ移行のリスクが減少

 

 

 

母乳育児 赤ちゃんのデメリット

 

  • 母乳は鉄含有量が少なく、乳児期後期に鉄欠乏性貧血になりやすい

長男おーちゃんも1歳すぎに貧血と診断されました。
明らかな貧血症状はなかったですが、内服治療をし現在は完治しています。

  • 母乳分泌不足、哺乳量不足だと体重が増加しない
  • 母乳性黄疸やビタミン不足になりやすい
  • HTLV−1(成人性細胞白血病ウイルス)に感染している場合、
    母乳を介して赤ちゃんの感染リスクが高くなる

母乳育児 ママのデメリット

  • 授乳間隔が短くて大変

母乳は消化吸収が良いため、赤ちゃんはすぐにお腹が空き母乳を求めます。
24時間おっぱい作成マシーンです。

  • オムツ変えの回数が多い

赤ちゃんのうんちは柔らかく、授乳の度に出たりします。。

  • 授乳があるため他人に長時間預けにくい

母乳育児ママあるあるです。哺乳瓶拒否だと、長時間他人に預けることが難しいです。

  • 乳腺炎や乳頭トラブルのリスクがある

私も母乳量が落ち着いていない時や仕事で長時間授乳が出来ない時に、
乳腺炎に何度かなりました。

 

オト
そのため、油分を多く含む食事は控えていました。

 

  • 正確な授乳量が不明

特に新生児の頃はどれくらい飲めているのか気になりますが、
全然分からないので感覚でこれくらいかな?と考えていました。。

 

 

 

まとめ

 

母乳育児は世界でも推奨されています。

皆様もこちら、聞いたことがあると思います。

 

 

WHO(世界保健機関)によると

「適切な食事を摂りながら、2歳以上まで授乳を継続する」

「最低6ヶ月間母乳育児をする」

ことが推奨されています。

 

母乳育児は子どもの健康を維持する最も効果的な方法のひとつであり、

それがほぼ全世界で実施された場合、毎年約82万人の子どもの命を守ることができます。」

と謳われています。

 

 

 

ここまで母乳育児のメリット・デメリットを沢山挙げましたが、

様々な理由でミルクという選択肢しか出来ない方もおられる中、
私は完全母乳で育てることが出来て良かったと思っています。

 

 

母乳栄養は推奨され、ミルクなんて。。と考える方も多いと思いますが、

 

オト
私は、ミルクでも育つし元気に育てばそれで良い!と感じます。
我が子達は、途中から哺乳瓶すら飲めず、仕事や家庭面でも大変でした。

 

長男おーちゃんは2歳ですが、夜間も数回授乳しています。
安心材料になっているため、おっぱいがない!と泣き喚いて訴え大変です。。

 

オト

卒乳を目指していますが、できる気配は全くないですね。。。

 

私の理想は、
母乳+ミルクの混合が一番良かったです。

 

 

 

先程もお伝えしましたが、
やはり「母乳でもミルクでも元気に育てばそれが一番」です。

 

 

 

赤ちゃんの時期はとても可愛いですよね!
周囲の意見も色々あると思いますが、子育てをしているママさん全員を
私は尊敬しております!!!

 

共に育児頑張りましょうね!!

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

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