入院付き添い体験記 〜1歳で発熱39℃8日間!原因は身近なあのウイルスだった。〜

オト
こんにちは。5歳児と3歳児と0歳児を子育て中の看護師、オトママです。
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筆者情報

 

 

今回は我が家の1歳長男おーちゃんが
1歳1ヶ月の時に入院した体験談をお伝えしたいと思います。

 

 

発熱1日目

それまで時々鼻水と咳が出ていたのですが、
とうとう夜間から39℃の発熱
この時は職場の託児所に通っており、託児所でアデノウイルスが流行っていました。

 

オト
もしかしてアデノでは・・。と頭によぎります。

 

 

発熱2日目

やはり39℃〜40℃の熱は下がらず・・・
近くのかかりつけに受診しアデノウイルスが流行っていることを伝え、検査してもらいました。

 

しかし、結果は陰性」

 

 

オト
え?アデノじゃ無かったら何?!と逆に不安になりました。

 

医師は
「ここでは検査できないヒトメタニューモウイルスなどの可能性もある
どちらにしても治療薬は無いので風邪薬、解熱薬で様子見ましょう」とのこと。

 

 

オト

長女ういちゃんもよく発熱していたので、
高熱でもさすがに5日もすれば治るだろう・・・と思っていました。

発熱3日目

まだ39℃〜40℃の熱は下がらず。。
本人もしんどそう。鼻水の量はそこまででした。痰絡みの咳が時々

食欲はあまり無いものの、授乳中であり、母乳はしっかりと飲めていました。

 

 

オト
長女ういちゃんには移っていない様で、何よりでした。

 

 

 

発熱4日目

そろそろ熱が下がっているかな・・・と思い熱を測るも変わらず。
下がる気配がありませんでした。

 

オト
4日目なのでもう少しの辛抱かな・・・と感じていました。

 

 

熱以外に鼻づまりが酷く、鼻水はそこまででした。

 

オト

今思うと鼻水として出ない分、熱が下がりにくかったのかもしれません。。

 

明日下がって無ければ再度病院へ行くことを決意していました。
(我が子はぐったりはしておらず、病院へ行っても様子見のことが多いので)

 

 

 

発熱5日目

とうとう5日目です。

熱は下がらず、もう感染症では無いのでは・・・という不安が大きかったです。

 

オト
大きな病気だったらどうしよう・・と思い、
風邪以外の症状が無いか観察するも特にありませんでした。

 

 

もう様子見では納得できないぞ・・という気持ちで朝一で病院へ行きました。

 

先生もさすがに5日間熱が下がらないのはおかしい。という事で、紹介状を書いてもらい
近くの医療センターにそのまま受診することになりました。

 

 

オト
ここでも感染症が流行っていないか聞かれたので、
アデノウイルスが流行していますが陰性でした。と伝えました。

 

 

その後、採血や再度感染症の検査をいくつかしたのち、
結果はなんと「アデノウイルス」でした。

 

 

オト

一度陰性だったので油断していました。。
医師は検査しても陰性になることがあると言っていました。

 

そしてアデノウイルスの発熱の頑固さに驚きました。

 

血液データは大きな問題はないものの発熱が続いており

入院」を勧められました。

 

 

しかし長女も居るため、出来る限り自宅療養したい事を伝え、
明日再受診し解熱していなければ入院しよう。という事になりました。

 

帰宅後は明日入院する可能性があるため、
入院準備や作り置きなど用意し、親族で協力し長女の支援体制を整えました。。。

 

オト
一度自宅へ帰れたのは、有り難かったです。
たいてい即入院になることが多いようです。

 

 

発熱6日目 入院日


そしてとうとう発熱から6日目。
思いは届かず解熱しませんでした。

 

再受診し約束どおり、、

「入院」となりました。

 

採血をし、
アデノウイルスによる気管支炎、貧血(まさかでした)と診断

 

治療内容としては、
24時間の点滴、抗生剤の投与、風邪薬・貧血に対する鉄剤シロップの内服でした。

 

 

私達が入院することになった病院の小児科は

親も24時間付き添いになります。
(付き添わなくても良い病院もあります。)

 

そのため、子ども用のベッドで一緒に過ごします。

大人からすると狭いベッドで過ごすことになるので、かなり窮屈に感じる人が多いと思います。

 

オト
今回の病院は、大人用の簡易ソファベッドがありませんでした。
なので子ども用ベッドに添い寝という形になります。

 

夜間看護師の巡回や子どもの授乳、咳込みで起きたり、熱がありしんどくてグズグズ・・・

入院生活としては1日3回の吸入、食事・お薬を飲ませたり、身体を拭き着替えさせたり、おむつ交換をしたり、、

ほとんどママの看病です

 

看護師さんは点滴の交換や吸引、熱や酸素濃度を測りに来る程度でした。
(ええ。分かります。看護師さんって忙しいですよね。。)

 

 

発熱7日目 入院2日目

発熱から1週間経過しており、さすがに解熱しているだろう・・・と起きたのですが、
願いは虚しく39℃台でした。

 

オト
「昨日入院していて良かった・・・」と心から思いました。

 

点滴もしていたので、後は自然に解熱するのを待つのみ・・という感じでした。

 

鼻水はより増加していて、頻繁に吸引してもらっていました。

 

とても粘っこかったので、チューブを直接鼻から入れる吸引もしてもらったのですが、
鼻血が出てきて、我が子の大泣きする姿が見るも耐えなくて辛かったです。。
夜間もしんどくてなかなか寝付けず不機嫌に。

 

オト
吸引後は毎度抱っこしたり、授乳したり、と落ち着けるようにしていました。

 

 

 

発熱8日目 入院3日目

昨晩は40℃近く熱があり、氷で冷やし、朝には37℃台まで解熱していました。

 

だいぶ身体の熱が引いたようです。
熱が下がると機嫌も良くなり、食事も食べれるようになってきました。

昼すぎまで37℃前半程度で、解熱した?という感じで、点滴は抗生剤だけになりました。
ずっと点滴がついていることはなくなり、だいぶストレスも減ったようです。

 

オト
主治医の先生からはこのまま熱が出なければ明日採血後退院出来るかも。
と言われ一安心しました。

 

 

 

発熱から9日目 入院4日目 退院日

昨日から大きく熱は出ず、36℃後半から37℃前半で経過。

予定通り採血をし、データに大きな問題はなく、貧血の値も少し改善していました。

 

貧血はまだあるので、
鉄剤は継続服用して1ヶ月後診察ということで、
無事退院
することが出来ました。

 

 

オト
解熱してからはとんとん拍子に進んでいき、
思っていたより早く退院することが出来て、本当に良かったです。

 

 

 

 

  今回の付き添い入院で学んだこと

 

  • 付き添いを変わってもらえる人が居ないと母はシャワーを浴びることが難しい。
    (最悪子どもは泣かせっぱなし、面会制限は厳しい)
  • 上の子と全く会えなかったため、(子どもは病棟に入れない)メンタルケアが必要。
    毎日夜にテレビ電話をしていました。
  • 1歳児にとって24時間の点滴はとてもストレス。点滴を抜かないかヒヤヒヤでした。
    そのため遊び道具は必須です。(途中で売店で乳児雑誌を購入したりしました)
  • 加湿器が欲しい程、病室は乾燥していました。
    唇や皮膚が乾燥し辛かったです。ミニ加湿器欲しい。。と思っていました。
    (その代わりに濡れた服など部屋干ししていました)

 

 

私は
今回2回目の付き添い入院だったため、慣れていましたがやはり親も本当に疲れます。。。

 

そして子どもの入院は急なことが多いので、
入院セットは常に用意して置いても良いなと思いました。

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

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